社会福祉法人「柳生会(りゅうせいかい)」は、1954(昭和29)年に旧厚生省より法人認可を受け、約半世紀にわたって、養護老人ホーム「柳生苑(富田林市)」を運営してまいりました。
そして、法人二つ目の施設として、2002年(平成14)年4月に、「ユーフォリア豊中」を開設いたしました。
ISO9001とは、ISO(国際標準化機構)で1987年に制定された、商品・サービスの品質に関するグローバルスタンダード規格のことを言います。
企業が確立した各種商品やサービスの品質保証体制が、国際標準を満たした仕組みであることの証明となります。
ちなみに、その審査方法は国際標準を満たした仕組みであるか否かを独立した第三者(審査登録機関)が審査し、判定をします。全世界では147カ国でこの規格が活用されております。
介護保険制度の創設と共に、福祉の基礎構造改革がさけばれ、質の良いサービスが選ばれる時代へと変わっていく中、新設の「ユーフォリア豊中」で他の法人・施設に先駆けて『ISO9001』の認証を2003年10月7日に取得したことは、50年の歴史を持つ柳生会が21世紀の福祉の分野において先駆的な役割を果たしていくことの証であると考えております。
柳生会は昭和29年、造り醤油商を営んでいた先々代柳本が自らの自宅を開放して、身寄りのない老人を受け入れたことから始まりました。
柳生苑として大阪府から法人認可 厚生省 阪社第520号として認可され、その歴史が始まりました。
昭和42年に鉄筋の本館が建設され、昭和52年に居室専用の菊水寮が完成、その後平成9年に現在の3階建ての本館が落成しました。 そして、平成12年豊中市では2番目となる社会福祉法人ユーフォリア豊中が創立されます。
このユーフォリア豊中は最新の設備を持つとともに、 ISO9100の認定を福祉施設としては初めて受けました。
入所の方80名を介護職員28名、看護職員3名、事務職員4名でお世話をしています。